無題

私は、そのままお父さんのベッドで寝ていたらしい。

6時01分。
いつもよりだいぶはやい。

お母さんは、ソファーで眠ったままだった。

部屋は、ちらかっていて雨戸が開けっ放しだった。

ご飯をたべていなかったので、とてもお腹がすいていた。
冷蔵庫の中には、大量の食料が詰め込まれている。

でも残り物が1つもない。
私の分は、つくってなかったの?

一度お母さんをにらみつけた。
何も悩んでいなさそうな寝顔…





6時40分。
だいぶはやい登校だ。

このまま高校にいくと早すぎて校門がしまっています。

少し遠回り。
一度学校方面に向かって6丁目にある、とても急な坂に登った。

そのまま公園をつきぬけて…橋を渡って…



気が付くと有川のアパートの前についていた。


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