無題
チャイムが鳴る1、2分前に教室にはいった。
『きたよ…』
胸にささる言葉…
『おい!授業はじめるぞ!』
私を見ていた目達は、一斉に前をむいた。
今日の授業は、いつもより早く終わった気がする。
今日1番嫌な時間がきた。
休み時間。
おかずではないおかずばかりを詰め込んだお弁当。
『いただきます。』
みんなに聞こえないぐらいの声で…。
お箸に手をかけた時、1番おそれていたことが起きた。
『何食べてんの?』
また…るかだ。
ここは、無視するべき。
私は、そのままお箸を持った。
おかずにお箸を刺そうとしたら、目の前からお弁当がきえた。