無題


風呂場にいって、頭を乾かした。

着ていた制服に着替えて、玄関に向かった。


コンコンっ…


『誰が家からでてけっていった?』

『はぁ?』

私を別の部屋に連れていった。


ドンっ!


『イタイ!』

『うるせーよ』

有川は、私を強く放った。

部屋は、真っ暗で何も見えない。

部屋の明かりをつけた。

部屋は、4畳ぐらいの小さい部屋。
ホコリがかぶった家具。

きっと物置部屋につかっていると思います。


部屋の内装が確認出来たので、私は部屋から出ようとしましたが、外から鍵をかけられていて出れません。


なんども音をたてましたが、有川がくる気配などありませんでした。



この日、私はここで寝ました。

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