無題


有川の前に置くと、有川はとんで喜びました。

こんな簡単な料理?でそんなに喜ぶか?

私の中で笑いそうになりました。


『久しぶりに家の食器使った。』

私をみながら微笑む有川。

『私も学校の準備しなきゃ!』

『行かないほうがいいよ…。どうせ…1人なんだから。』


えっ…?!

私は、いっちゃダメなのかな???


『いってきまぁすぅ。』


私を残して有川は、学校に行ってしまった。

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