無題
来ない方がいい…
そう言われたけど、やっぱり学校いかなきゃ…。
このまま行かないってわけには、いけない。
洗ってないブラウスと毎日のように着ている制服。
すこし汗のにおいが…。
でも、そんなの全く気にしない。
遅刻までして学校についた。
1時間目の途中。
自分の席が決まっているのにみんな有川を避けているような気がした。
有川は、遅れて教室に入った私をポカーンと見つめてきます。
1時間目が終わると、有川と私以外の生徒が立ち上がった。
もう、私は1人じゃない。
だから、みんなに白い目で見られても気にしない。
教室の扉付近にいた幸也が私の目の前にきた。