世界に1つだけの幸せを。
「はーるーっ!」


うわ…来た。

「弘樹…」
「なんでそんな残念そうなんだよ!あ、おはよ詩ちゃん!」


「おはよう、弘樹くん」


いつも俺に弘樹がついてるせいで、すっかり詩も弘樹と話せるようになった。



「そういえば、詩ちゃんさ、入学式ん時に一緒にいた女達と話さねーの?」


「うん、駅に来る途中で話しかけられたから、一緒にいたけど、元々仲が良いわけじゃないの。」



俺も思ってたけど、そうゆうことか。

詩は、同じクラスの里穂って女と一緒にいて、聞いたところ幼馴染みで仲が良いって言ってた。




< 18 / 25 >

この作品をシェア

pagetop