前髪少女の秘密?!
……朝起きて、時計を確認した俺は少し…いやずいぶんイラついた。
『5:14』
外は…うすら明るい程度。
いつもは6時半起きな俺。
いつもより1時間以上早く起きてしまったという事になる。
「マジかよ……」
一度起きたらもう寝られない…。
俺は眼をこすって、渋々ながらに顔を洗いに起きた。
暇すぎて。
学校にいつもより30分以上早く来てしまった。
こんな早く、教室には誰もいないだろうな…という寂しさもあったりして。
入ってビックリ。
…女子が数人いた。
しかし。
思いのほか女子だらけの教室で一人本を読むというのは集中力が切れる。
「はぁ~~~~~っ…」
大きく、長くため息をついて机に突っ伏しようとしたところで。
ガラ。
控え目に開けられた扉の隙間から、細長い……
……高野と広山が入ってきた。
勿論広山は高野が控え目に開けた扉を大きく開いてから。
そういえば、いつも見てるだけだけでちゃんと話したことってないんだよな…。
話して見たいな―と思っていると…
「おっ、おはよう藤瀬」
――広山が女神に見えた瞬間であった。