前髪少女の秘密?!
それは高野の携帯だったらしく、すぐに開いて確認している。
眉を寄せて分からないというような顔をした後、
段々人の増え始めたクラスを見渡した。
そのあとものすごい速さでメールを打ち、送信?したらしい。
で、また突っ伏したと思ったらすぐに携帯が震えた。
きっと、ものすごいJKなのだろう……。
メールを読んだ…かと思ったら一気に青白い顔に。
で、また打って、閉じる……とすぐ返信。
高野は意外にチャラいのと友達なのか……?
―――休み時間になって。
たくさんの女子が高野の机のまわりを囲む。
つまり隣の席の俺もずいぶん被害を受けるという事だ。
なにやら一気に高野に質問をしてる。
俺に聞きとれるはずもない。
けど、
「お兄ちゃんの趣味は知りません。好きな食べ物は生ハム。好きな女性のタイプはインパクトの強い顔の覚えやすい人」
とこれまた一気に高野が言った瞬間、机を囲ってた女子たちは駆け足でクラスや席に戻って行った。
……「高野ー、大変だな―、お前も」
思った事をそのまんま言ってみた。
「あ…うん。そうだね……」
……なぜか気まずそう…。
高野がいきなり立ち上がったと思ったら走って廊下に出て行ってしまった。
そのすぐ後、チャイムが鳴った。