前髪少女の秘密?!
いや、でも逆に俺なんか覚えられるような事したか?
その俺の疑問を、星さんが代弁してくれた。
「総長、なんで覚えてんですか?」
「え?そりゃーまぁ。日向からメール…があってな?」
「なんて?」
「奈央のクラスにあの新人の藤瀬君がいるって。だから奈央が連れて来たからそうじゃないかなーって予想しただけ」
…総長ドヤ顔。
「「「……」」」
しばーらく沈黙。
その沈黙を破ったのは自他共に認めるチャラ男、奈央さん…!
「…なんか嘘っぽいけど、いいか!」
その言葉により総長の顔が輝く。
どうなんだよ、それ…。
うん。まぁいいとしよう。
話題話題……。
あ、そうだ。
ちょっと思った事がある。
「あ、奈央さん。総長って、うちの学校の優成君に似てますよね?」
部分部分で見ると細かい所ですごく似てる。
「あー、確かに。顔とか」
顔とかというか顔が似てるって俺は言ってんだけどね。
まぁ勿論。
「親戚でもないのに似てるわけねぇだろ」
総長はまたもやむすっとしてしまった。