冷たい彼

「春真はいねぇよ?俺の独断だからなぁ」
「何がしてぇんだよ、てめぇ等は」

「春真のやつ、突然ブルートへの襲撃をやめるとか言い出しやがったんだよ。元々俺はそ
んなつもりないとか…腰抜けが。だから俺がブルートの姫、沙彩ちゃんをさらってやったんだよ…あの浅川皇雅がハマった女…味わってみたいだろ?」

「…てめぇ…」
「おっと、動いたら…おまえの大事な沙彩ちゃんが…どうなると思う?」

ピクリ、眉が動いた。
それは美鶴が沙彩のほほにナイフを当てたのと…

「勝手に呼んでんじゃねぇ」
「おぉ怖えぇ、じゃあ抵抗すんなよ?浅川」

そうRAITIの幹部美鶴が言ったとき…背中に鈍い痛みが走った、
原因は鉄パイプみてぇだ。

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