冷たい彼

「皇雅…」

「……杏子、俺はけじめを付けに来た」

「皇雅…言わないでっ!私…私まだ皇雅のこと「悪ぃが、俺は沙彩がいる。確かに、杏子が好きだった。でも、こうして呼んだのはけじめつけるためだ」

皇雅は右耳から1つのピアスを外した。
これは皇雅がもう女は信用しないと決めた誓いのピアスだった。

「これは…返す」

そして、最初で最後の杏子が皇雅に送ったものだった。

「皇雅っ!」

「じゃあな、杏子」



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