冷たい彼
「あれっ…どうかしたんスか?」
「お前等、帰れ」
「あ、すんません!」
「沙彩は…お前等のこと見たくないんだよ」
「は、春真!」
そうは思ってたけど言わなくたって…。
「仮にも、好きだった彼氏を傷つけられて、重傷を負わされたんだぞ?さっさと失せろ」
「は、るま…」
声が低くて…驚いた。
「す、すんません…」
「自分が情けないッス…」
「あの時は美鶴さんに従って…ほんと申し訳ないッス!」
そう言って3人急いでは人混みに消えていった。
「春真、私は別に…」
「何を言ってるんだよ、もう…あんな沙彩は見たくねぇっ…。俺がっ…どれだけ心配したか…!」