冷たい彼

皇雅さんのバイクに乗って海が見える国道を進んで30分くらい経った。
いったいどこに向かってるんだろう?

「皇雅さん、どこに行ってるですか!?」

「…俺の中学があるとこ」

「こ、皇雅さんの中学校!?」

学ラン姿の皇雅さん…見たいかも。

「実はさぁ、俺一部記憶がねぇんだよ」

「……

…え、えぇえ!?

「き、記憶がない!?」

「あぁ、頭打ってそのころの記憶がない」

「そ、そうだったんですか…」

驚いたなぁ。
一部の記憶がない何て…。

< 325 / 337 >

この作品をシェア

pagetop