ラブランディング
「えー、沖くんってK大だったの!?」
「まぁ一応」
「すっごいじゃん。その学歴だったら、一流企業とかも狙えたんじゃないの?」
「内定頂いたところもあったんですけど、やりたいことはここで思いっきりやれるかなと思って」
「うちフリーダムだしねー」
沖くんのリクエスト通り、ランチを一緒にすることになった。
…まあ、いつものメンバーも一緒なんだけど。今回ばかりは、女子社員のお喋りに感謝する。ちゃっかりと私の隣を確保した沖くんだけど、周りの質問攻めのおかげで私にはあまり絡んでこない。なので私はお決まりのB定食を平和に楽しむことにした。トンカツとサラダ、茶碗蒸しに小うどんのこのコンビネーションは毎日食べてもいいくらい美味しい。
「へぇ。奈月さんって、意外とがっつり食べるんですね。お昼はパンだけ、とかってイメージでしたけど」
「…それって褒められてる?」
「すごく褒めてますよ。知ってます?食欲の旺盛な女性って、性欲も強いらしいですよ」
「げふぉ!!」
「あ、大丈夫ですか?」
丁度口をつけていたうどんのだしが、思いっきり喉にひっかかった。なんか最近、よくあるパターンになってるんですけどこれ…っていうか、背中さすらないでくれますか沖くん!あんたの所為なんだから!
「大丈夫です。っていうか、先輩にセクハラしないでね」
「セクハラですか?朝っぱらから猥談しようとしてたのは奈月さんの方じゃないですか」
「してません!」
「いやいや、俺はただ疲れてますねーって言っただけなのに、急に昨夜は激しくて〜とか言い出して…」
「言ってないし!誤解招くようなこと言わないでよ!」
「まぁ一応」
「すっごいじゃん。その学歴だったら、一流企業とかも狙えたんじゃないの?」
「内定頂いたところもあったんですけど、やりたいことはここで思いっきりやれるかなと思って」
「うちフリーダムだしねー」
沖くんのリクエスト通り、ランチを一緒にすることになった。
…まあ、いつものメンバーも一緒なんだけど。今回ばかりは、女子社員のお喋りに感謝する。ちゃっかりと私の隣を確保した沖くんだけど、周りの質問攻めのおかげで私にはあまり絡んでこない。なので私はお決まりのB定食を平和に楽しむことにした。トンカツとサラダ、茶碗蒸しに小うどんのこのコンビネーションは毎日食べてもいいくらい美味しい。
「へぇ。奈月さんって、意外とがっつり食べるんですね。お昼はパンだけ、とかってイメージでしたけど」
「…それって褒められてる?」
「すごく褒めてますよ。知ってます?食欲の旺盛な女性って、性欲も強いらしいですよ」
「げふぉ!!」
「あ、大丈夫ですか?」
丁度口をつけていたうどんのだしが、思いっきり喉にひっかかった。なんか最近、よくあるパターンになってるんですけどこれ…っていうか、背中さすらないでくれますか沖くん!あんたの所為なんだから!
「大丈夫です。っていうか、先輩にセクハラしないでね」
「セクハラですか?朝っぱらから猥談しようとしてたのは奈月さんの方じゃないですか」
「してません!」
「いやいや、俺はただ疲れてますねーって言っただけなのに、急に昨夜は激しくて〜とか言い出して…」
「言ってないし!誤解招くようなこと言わないでよ!」