ツラの皮
---------------
「て、なんだってこんなトコロ…?」
私は目の前のラブホを胡乱げに見詰めた。
ラボホと言ってもシティーホテル並みに洗練されて落ち着いた雰囲気のところだけども。
「…ヒトの気配がするトコロで込み入った話なんざしたくねぇ。」
……まぁ、イイケド。
修羅場るつもりなのかな……。
少々不安を覚えながら中へ踏み込む。
部屋のドアが閉まる前に引き寄せられた。
「っ………ん、たか…と……っ」
息もつけないキス。
掻き抱かれて、貪るようにキスされた。