Second Secret
ようやく電話を終えた先生。

何事もなかったかのように、また、横になる私の上に戻ってくる。


私のこと何でもわかるなら、今の気持ちを悟ってほしい。

怒るに怒れない、もどかしいこの気持ちを。


「電話...誰からだったんですか」

こんなこと、別に知りたくもない。


だけど一体、先生に何を言えばいいのか自分でもわからなくて。


「気になるか?」

特に悪びれる様子もない先生は、そう言ってニヤりと笑う。


わかってない、私のことなんて。

...違う、わかってないフリをしてる。
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