Second Secret
家に入るまでは、大丈夫だと思ってた。

何もなかったことにできると思ってた。

でも、先生の顔を見たら。


何よりも、申し訳なさが大きくて。


意地でも早く手を振りほどけばよかったんだ。

そしたらあんなことにならなかっただろうから。

ごめんなさい先生、私、先生以外の人とキスしたんだ。


パソコンの前で突っ伏してうたた寝をしている先生。

隣に静かに座って、少しだけ泣いた。

先生が目を覚ましたら、普通にしなきゃいけない。

先生の顔を見ながら、頭の中ではあの人のことを考えてるなんて嫌だ。


頭の中から、消し去りたい。
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