Second Secret
それから2日経っても、頭の中から消えることはなくて。

必死になかったことにしようとしてるのに。

先生の顔を見ると、申し訳なさと一緒に思い出される。


そして今日は、上城さんの言う作戦とやらを実行する日で。

こんなときにやるのは何だか気が引ける内容だけど。


こうでもしなきゃ、きっと先生は仕事を引き受けてはくれないから。

心配をかけるのもわかってる、怒るのもわかってる。

でも、これは仕事だから。


ごめんなさい、先生。

上城さんが提案したこの作戦以外に、何も思いつかなかったんだ。


作戦のために、会社からの帰りに上城さんの家に向かってる。

上城さんの運転する車の助手席で、作戦のことよりもあの人のことを考えてた。
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