Second Secret
「ごめんね、こんなことさせて」

「いえ、仕事のためですから」


上城さんは、本当に申し訳なさそうに私の腕をネクタイで縛る。

先生以外の人にこんなことされると、何だか胸が痛むけど。

そう、まさに、あのキスのときみたいに。


ごめんなさい、そんな気持ちでいっぱいになる。


「できた、痛くない?」

「はい、大丈夫です」


横になったベッドの柵と一緒に縛られて、身動きはとれなかったけど。

そこに痛みは感じなかった。

それよりも、胸が苦しい。


「じゃあ、いい?」

「はい、お願いします」


ごめんなさい、先生。

私、先生を困らせるようなことばかりしてるね。
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