Second Secret
まだ三つ目のボタンにようやく差し掛かったところで。

先生は私の震える手をとった。

驚いて顔を上げてしまって、先生と目が合う。


こんな顔、見られたくなかった、だって絶対ひどい顔してる。


「悪い、こんな焦らされたらもう無理」


別に焦らしてなんかない、それにそんなこと言われたら余計に恥ずかしい。

気付けば、座ってたはずなのに、背中には床が当たってて。

唇には、先生の唇の温もり。


先生のシャツにしがみ付いて、心臓の音がうるさいのを紛らわす。


中途半端に外された先生のシャツのボタン。

中途半端に脱がされた私の服。


全部脱がさない、微妙な感じが一番煽られるんだって馬鹿みたいなこと言ってたな。
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