Second Secret
「ところで、何かイメージできたんですか」


ベッドの上で、もう少しで眠りにつきそうなころに、ふと思い出した。

先生の答えは何となく予想できたけど。


私の髪を撫でながら、でも少しだけ眠そうな先生。

口を開いて、笑顔で。


「全然」


悪びれる様子もない、むしろ、それが何か?みたいな言い方で。

でも今はそれを怒る気にもなれなくて。


とりあえず目が覚めたら、ちゃんと考えさせよう。

そして私にさせたことを謝らせよう。


それまではこのまま先生を隣に感じて、心地いいベッドで、幸せな気分でいよう。

何も、考えずにいよう。
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