Second Secret
会議は無事何事もなく終了した。

佐伯くんは何やら色々メモを取りながら、一応真剣に話は聞いていたみたい。


「痛っ!」


会議室を出てすぐに、隣を歩いていた佐伯くんが大きな声を出した。

何かと思えば、佐伯くんは頭を抑えていて。

どうやら一緒に会議に出席していた上城さんが、彼の頭を叩いたみたいだけど。


「何するんですか上城さん!」

「何でお前ここにいんの、やること他にもいっぱいあるだろ」


怒ってるわけじゃないみたいだからよかったけど。

上城さんの言ってることは、その通りなわけで。


「いや、その...」

「まあたまにはいいじゃないですか!ずっとパソコンに向かってると頭痛くなりますし」


フォローしたのは、佐伯くんが可哀想だったからじゃなくて。

彼が余計なことを言って上城さんを怒らせないため。
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