Second Secret
「あの...ごめんなさい。勝手にこんなことにしちゃって」

「いいの。最初から、まともに話を聞いてくれるとは思ってなかったし。私こそごめんなさいね、せっかくの旅行を邪魔しちゃって」


いつの間にか泣き止んでいた彼女。

それでも、笑顔がぎこちなくて、切なそうな顔。


きっと今言ったことは本当のことなんだろうけど。

心のどこかで、ちゃんと先生が話を聞いてくれると思ってたんだろうな。

だから今、こんな顔をしてるんだ。


「えっと、あなた、どこまでこの話を知ってるの?」

「その...全然知らなくて...」


彼女は私のその反応に、急に笑い出した。

何か変なこと言ったかな。
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