Second Secret
「それがどうしたんですか。先生は、先生です。本当は女だったんだって言われたって受け入れますよ」


それでやっと笑った先生。

でも、本当にそうだから。

何があっても、何を言われても、私の中では何も変わらない。


相変わらず、ずっと大好きなんだから。


こんなに好きなんだよ、わかってるのかな。


「ごめんな、俺、何もお前に話してないだろ。こういうの、優奈からじゃなくて俺が話すべきなんだよな」


こんな弱々しい先生は、慣れないからやめてほしい。

でも言ってることは弱々しいくせに、抱きしめる力だけは強い。


「じゃあこれからもっと、先生のことたくさん教えてください」


先生と出会って、二年。

それでも知らないことは、まだまだ山積みなんだから。
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