Second Secret
結局外へひっぱり出されて、先生の予定とやらに付き合ってあげた。

近くの観光地をただぶらぶらしたり、海を眺めたり。


予定が詰まってる、なんて言うほどバタバタしなかったんだけど。

どっちかっていうと、のんびりしてた。

まあそれはそれで、楽しかったんだけど。


旅館に戻って、お風呂に入って。

一緒に入ってやってもいいぞ、なんて上から目線の先生のいらない誘いはもちろん断って。


今、部屋でくつろいでる先生の横に座って、私は眠気と闘ってた。


「眠いのか?」


そう言って頭を撫でる先生。

ほら、そういうことするから、余計に寝たくなくなる。

だって今のこのゆったりとした時間を、もう少し過ごしていたいから。
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