ある少女の恋物語
あたしは、急いで自転車に乗り、学校へ向かった。







キーンコーンカーンコーン





うわぁ~なっちゃったよ。






「うぉおぉぉぉぉお、気合だぁぁ!遅刻は勘弁~!!」







あたしは全力でペダルをこぎ、やっと正門に入った。






あちゃ~。もう誰もいない。当たり前か。







そしてあたしは自分のクラスに行った。






ガラガラガラ「おはよ~ございま~す。」








「田上~お前遅刻するなんていい度胸じゃねぇか。
ったく、早く席つけ。」





「はい・・・。」







そしてあたしは自分の席についた。






はぁ~・・・なんで朝からこんな目にあうんだ!?






「コホン。明日はいよいよ体育祭だ。今日が練習最後だから。
皆くれぐれも怪我をしないように。がんばるんだぞ。以上。」







・・・・・・明日!?普通日曜日なんじゃねぇのか?






もぅどうでもいーや・・・。寝ようっと。







「おい!優お前寝るな。次体育なんだから、練習サボったら
・・・・・どうなるか分かってるんだろうな~?」






と信也が言った。







「体育!?はぁ~・・・分かりましたよ。行けばいいんだろ!?行けば。」






「分かればいいんだよ!分かれば。」








たっくせっかく寝ようと思ったのに・・・。













< 84 / 103 >

この作品をシェア

pagetop