ある少女の恋物語
落とされるのは、さすがに嫌だから






素直にはいって言った。






つか、恥ずかしすぎる・・・・。





そして、あたし達は保健室まで一言も話さなかった。






「おい優、おまえ靴下ぬげ。」





「え!?あ、はい。」





あたしは靴下をぬいだ。






「うわ~めちゃ腫れてんじゃん。」






「確かに・・・。すごい腫れてる。」






龍ちゃんは立って、何かを探し始めた。






「何探してんの?」





「シップ。」






ああ、シップね。







「お、あった。」







そして龍ちゃんは、あたしの足にシップをはってくれた。
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