俺の事どう思ってる?!
 舞奈と村田は参加禁止が解かれ、放課後から参加できるようになった。



 あの後クラスには気まずい空気が流れる。



 村田を責める視線が向けられた。



 舞奈はそれがいたたまれず、顔を歪め紫江と夢人を見ると2人も同じ顔をしていた。



「解決した事だし学年展頑張ろうぜ!」



 飛び切り明るい夢人の声が響き、それに続いて紫江が何回も頷くが、空気は一向に変わらない。



 舞奈の席近くの生徒が、舞奈に頭を下げようとした時だった。



『謝らないで!私も黙り続けて事を大きくしたから…』



 少し舞奈を取り巻く空気が変わるのを、紫江と夢人は察知した。



「謝らないでよ!」



 紫江が舞奈の方を見ないで言った。夢人も賛同していた。



「作る俺らが楽しまないと成功しないからな!」



 張り詰めた空気がやっと溶け、いつもと変わらない教室の雰囲気に戻った。



 暫くはぎこちない空気にもなるが、ともに1年間顔を合わせた者同士なのだから時間が解決する。



 ただ1つ変わった事が起きた…




【村田 鈴 自主退学】




 誰も止めなかった…。



 3人以外は…。
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