恋愛指導は秘密のくちづけで
駅の近くにあるホテルを会場として、塾主催で高校の進路担当の先生方向けの進学研究発表会が開かれた。
連日資料を作り終え、ほっとした顔をして入口に設置した受付に立ち、先生方を待っていた。
ぎこちない受付業務に辟易していた。
先生方の名前と名簿とを比較しながらあくせくしているところだった。
「お、柏葉。柏葉、だよな」
受付表に記入しているとき、聞き覚えのある声がした。
顔をあげると白髪まじりの短髪にメガネをかけ、えんじのネクタイをしめた見慣れた人がそこにいた。
にこやかな笑みを浮かべるその人は高校の恩師、塚越先生だった。
連日資料を作り終え、ほっとした顔をして入口に設置した受付に立ち、先生方を待っていた。
ぎこちない受付業務に辟易していた。
先生方の名前と名簿とを比較しながらあくせくしているところだった。
「お、柏葉。柏葉、だよな」
受付表に記入しているとき、聞き覚えのある声がした。
顔をあげると白髪まじりの短髪にメガネをかけ、えんじのネクタイをしめた見慣れた人がそこにいた。
にこやかな笑みを浮かべるその人は高校の恩師、塚越先生だった。