溺愛マリオネット


そう言うと赤く染まったカッターの刃をしまいジーンズのポケットにしまった。


「どう…ゆう事ですか…?」


押さえていた腕を耳たぶから離すともう血はとまっていた。



「だから、今まで通りの生活をさせてあげるよ?母親はもうすぐ手術でしょ?今この状況じゃ手術は無理、そうなると最悪の場合命をおとす事になるよ?」



母親の手術の事まで知っているなんて…この人はいったい何者なの・・・・?



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