溺愛マリオネット

「なに、いってんの…」

やばい、足が言うこと聞かなくなる。
そう、直感的に感じた。


「うーん?車椅子の珠季も可愛いだろうなー右足?左足?先にどっち折ってほしい?」

こいつ…頭おかしい。
嫌だ、怖い。
怖い、怖い、怖い。

尋常じゃないぐらい震えが止まらなくなりガシッと彼に足を押さえつけられてしまった。
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