親から守れるのは俺
数分経つと圭人の乗った車が駐車場に入ってきた
圭人の車まで二人で駆け寄ると運転席の窓が開いた
「決まったか?」
「フルートだって」
「そうか、沙紀は乗ってろ」
『うん』
「あのさ」
綾子は小声で話した
「沙紀ちゃんに携帯買ってあげてよ」
「沙紀に?」
「お願いだよ、これからも連絡とりたいからさ」
「……考えとく、今日は助かった」
「うん、また、沙紀ちゃんまたね~」
「は~い」
圭人は車を走らせた