製菓男子。
若葉夜祭りは日本では珍しい冬の花火大会が行われる。
そのためか人口の倍くらいの観光客で溢れ、この町が一番活気づき華やぐ。
その日「早く帰ってお祭りに行きたい」といった児童が溢れていて、学校内外も浮き立っていた。
お祭りで特別に午前中だけの授業になっていたこともあったのだと思う。
あれは三時間目が終わった掃除の時間のことだった。
その頃のわたしは、すでに“手に触れると未来が見える”といったことに自覚症状があって、日頃も触れないように注意はしていた。
けれど月曜日も平時と変わらずにすごしていたから、いろいろと油断があった。
忙しがっていた同じ教室掃除の当番だった宮前くんの手が触れてしまった。
箒を受け取ろうとして。
その光景を見て、宮前くんに「お祭りに行かないほうがいいよ」と言った。
「事故が起こるよ」と。
その頃のわたしは「おおかみ少年」ならぬ「おおかみ少女」のような扱いを受けていて、宮前くんもそうだけれど、だれもわたしの言葉を信じてくれなかった。
そのためか人口の倍くらいの観光客で溢れ、この町が一番活気づき華やぐ。
その日「早く帰ってお祭りに行きたい」といった児童が溢れていて、学校内外も浮き立っていた。
お祭りで特別に午前中だけの授業になっていたこともあったのだと思う。
あれは三時間目が終わった掃除の時間のことだった。
その頃のわたしは、すでに“手に触れると未来が見える”といったことに自覚症状があって、日頃も触れないように注意はしていた。
けれど月曜日も平時と変わらずにすごしていたから、いろいろと油断があった。
忙しがっていた同じ教室掃除の当番だった宮前くんの手が触れてしまった。
箒を受け取ろうとして。
その光景を見て、宮前くんに「お祭りに行かないほうがいいよ」と言った。
「事故が起こるよ」と。
その頃のわたしは「おおかみ少年」ならぬ「おおかみ少女」のような扱いを受けていて、宮前くんもそうだけれど、だれもわたしの言葉を信じてくれなかった。