製菓男子。
「チヅルちゃんは占いが得意なんだよ」
「占い?」
「ヒロヒサのときもそうだったでしょ」
ヒロヒサは昨日親子レッスンに来た小学二年生の男子だ。
初めて彼が来たのは一ヶ月前で、そのとき藤波さんが彼の悩みを言い当てた。
もとからの知り合いだったわけでもなく、藤波さん自身も初対面だったのにも関わらずだ。
その結果藤波さんが家から持ってきた材料でジャムクッキーを作り、ヒロヒサはそれを自分の母親に渡すことになった。
それにより無事悩みを解決した。
「無駄話はこれでおしまい。チヅルちゃんは上がっていいよ。ゼンは引き続き焼くようにな」
「大丈夫、明日も混まない」
明日は和菓子店が大活躍する日だ。
「そうかもしれないけどさ、一種類だけじゃだめだろ」
オーブンのアラームが鳴った。
このシフォンだけじゃ、確かに足らない。
腑に落ちないが藤波さんに礼を言って厨房に戻った。
「占い?」
「ヒロヒサのときもそうだったでしょ」
ヒロヒサは昨日親子レッスンに来た小学二年生の男子だ。
初めて彼が来たのは一ヶ月前で、そのとき藤波さんが彼の悩みを言い当てた。
もとからの知り合いだったわけでもなく、藤波さん自身も初対面だったのにも関わらずだ。
その結果藤波さんが家から持ってきた材料でジャムクッキーを作り、ヒロヒサはそれを自分の母親に渡すことになった。
それにより無事悩みを解決した。
「無駄話はこれでおしまい。チヅルちゃんは上がっていいよ。ゼンは引き続き焼くようにな」
「大丈夫、明日も混まない」
明日は和菓子店が大活躍する日だ。
「そうかもしれないけどさ、一種類だけじゃだめだろ」
オーブンのアラームが鳴った。
このシフォンだけじゃ、確かに足らない。
腑に落ちないが藤波さんに礼を言って厨房に戻った。