それでもキミが好きだから…

ータクトsideー

あーあ。

俺も保健係やっとけば良かった…

そしたら、みぃを連れていくことが出来たかもしれないのに…

ってか、みぃと慎吾仲良すぎだろ?

優太が可哀想になってきたよ…

もしかしたら、みぃは慎吾の事も好きなんじゃ…?

そんなことを考えていると、周りからのからかいが始まった。

「おい、優太。みぃについていかなくていいのかぁ?」

とか、

「慎吾に変わってもらえって!」

とかいろいろ。

本当に可哀想。

可愛い彼女がいるのも大変なんだなぁ。

「はぁー。また始まったよ…」

俺の隣で三上が言う。

「またってことは、小学校の頃からなの?」

「うん。みぃが休めば、『お見舞い行けば~?』とかいってたよ。」

「へぇ。みぃが早退したときとかも?」

「ううん。みぃは、保健室大嫌いだから早退したこととかないよ。大怪我したときも行ってなかったし。多分、保健室行ったの初めてだと思うよ。」

「へぇ。」

三上と話終えると、

「先生。美依さんのこと連れていってきました。熱はないけどかなり具合が悪いみたいなので少し休むそうです。」

「分かった。荒石、ありがとない。」

みぃ、大丈夫かなぁ?

少し心配になってきた。

♪キーンコーンカーンコーン♪

1時間目終了のチャイムが鳴ってもみぃは戻ってこなかった。

多分、次の授業で来るよな?

次は音楽だー♪

頑張るゾ~!
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