空の果てへ


「玖於、くよくよするんじゃねぇ」


「はい」


「玖於、絶対に泣くな」


「はい」


「玖於・・・死ぬんじゃねぇぞ」


「はいっ!!」



先に行っている、仲間との合流地に向かう途中で。


土方さんと俺は、そんな会話をしていた。


沖田さんは、笑顔で見送ってくれた。


戦えない・・・体を、動かして。
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