空の果てへ


痩せ細った体は、今にも崩れてしまいそうだった・・・


と、あの日の事を思い出す。


そう、ぼんやりとしているともう、合流地は目の前だった。


そして、溜まっている人だかりの中に、懐かしい面影を見つける。



「あっ、玖於――――!!」



そう大声で叫び、俺に手を振ってくるのは・・・



「蒼依!! 久しぶりだな」



同じ、一番隊の蒼依だった。

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