上司と上手につきあう方法【完結】

大広間での宴会が終わった後、泥酔した人間以外の、だいたい二十人くらいで、そのままホテル内にあるカラオケへとなだれ込むことになった。



「てゆーか、両親くらいの人たちが、一番元気だよね……」

「そうだねぇ……」



カラオケ大会と化したフロアで、私と紗江子は手拍子をしながら上司の接待をしていた。
(盛り上げ役を常に買って出る伴ちゃんなんかは、楽しそうにタンバリン鳴らしまくって楽しげに踊ってるけど、私からしたらやっぱり接待だ)

ちなみに朝陽も対角線上のソファーに座って、手拍子をしている。部長はいない。

コップ一杯程度でも、もしかしたら酔ったのかもしれない。



「適当なところで部屋に戻ろうか」

「うん」



最後まで残るという伴ちゃんを置いて、私たちは専務のフォークソングに「よっ、日本一ー!」と合いの手を入れたあと、カラオケルームを抜けることにした。



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