上司と上手につきあう方法【完結】

「――」

「ずっと一緒にいたい」

「お前は……」



少し呆れたようにため息をつきながら、ササグさんはオーブンの中身を取り出し、それからほんの少しだけ振り返って、こっくりとうなずいた。



「俺もそう思ってる」

「ふふっ……よかった」

「手、洗ってこい」



少しぶっきらぼうだけど、愛情たっぷりなのはわかってる。



「はーい!」



だから彼の耳の端が赤くなってることは言わないでおいてあげよう。


元気よく返事をして洗面台へと向かった。



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