天使みたいな死神に、恋をした

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 けこうな時間が経っていると思うんだけど、いっこうに話が進まないことに何かが変だと気づき始めた私はアンジュラにどうなっているのか、あれから何か進捗はあったのか、事の成り行きの説明を要求した。

「さぁ……連絡がないのでどうだか分かりませんね」

 ウグイスの音を聞きながら縁側で緑(りょく)を愛で、乾いた風をしみじむようにのんびりと茶なんぞをすすり始める腐れ死神が一匹。

「それじゃ、私が困るっつってんの」

「そう言われましてもルーインからの連絡が無い限りどうにもこうにも出来ないんですよ……残念です」

「だったら早くしてって言ってきてよ!」

「私がですか?」

「他に誰かいるの?」

「…………はあ、面倒くさいですねぇ」


 唖然。あんぐり。口が地面につくくらい大きく開いた。

 それはそれは赤ちゃんでも分かるように大きくわかりやすい溜息をつくと、アンジュラは残りの茶を喉に流し、席を立った。

 それはそれはたいそう面倒くさそうにね。
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