天使みたいな死神に、恋をした

「ははは、いやすみません、あまりにも柔らかい顔だったので、どこまで伸びるものかと試してみたくなりましてね」

「信じらんない! そんなことする人いない! 人じゃないけどさ!」

「そうですね、人じゃないですね残念ながら」
 
 
 なんだか少し本気で残念そうな顔になったような気がして、『え?』って思った。
 
 けど、思い出したようにまた大爆笑し始めたこの死神を、
 
 ちょっとでもいいかも! 

 とか思った私がバカでした! ってかそんなこと思った自分に超後悔、嫌悪感ばっちりって感じ。



 こうなりゃどうするかって? そんなのは一つに決まってる。


 酒を持って来い!

 そうでしょ、酒を飲むしかないでしょうが。


「はいはい、そうしましょう。飲みましょうとことん」

「当たり前じゃない! なんの為に来たのよ」

「そうでした」

「そうでしょ」

 そう、飲んでぱーっとやる為に来たわけだ。






                                                                             
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