天使みたいな死神に、恋をした

「私はどちらでも構いませんよ」
 
 アンジュラの真面目な目? なのかはさておき、今のところ動いていない私の心臓辺りがドクンとした。

「だからよ、この性格の悪い死神の言うことにいちいち本気になんなよ。こいつはお前で遊んでるだけだから」

 まじで? そうなの? そんな感じなわけ? ちょっとショック。

「そんなことしませんよ、あなたじゃあるまいし」

「天使の俺がそんなことすると思うか?」

「天使だからといってもいい天使ばかりじゃないでしょう」

「それはどういうことかは聞かないでやるな」

「ははは」

 
 もう、どうでもいい。
 
 てかむしろどっちもどっち。
 
 どっちにしろこの状況を解析すると、この二人は完全に私で遊んでる。



 以上。

 

 ただ、この二人は(むかつくけれどもだ、)確かに面白い。       

                                                                                                                                                                        
                                                                                                                                              
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