天使みたいな死神に、恋をした
なんだか穏やかじゃない会話をしている気がするのは気のせいだろうか。話をかいつまんでも、私をどうこうしようとしているのがうっすらかすかに感じ取れる。
私だけ蚊帳の外か?
「ちゃちゃっと片付けようぜ」
「でもこの場合はまずは彼の連絡を待ってからの方がいいのでは?」
ルーインと呼ばれた天使が山田っちたちの方をビシッと指し示し、
「アンジュラ君よ、そうしている間はこいつらはここに足止めで次から来る奴らも入ってこれないって状況に陥るだろう? そうなるとあっというまに俺たちのミスはバレる。よし分かった。君に任せた。この話はいったんアンジュラ君、君に持ち帰らせてあげよう。しっかりと対応してくれたまえ」
ぽん! とアンジュラの肩を叩いたルーインと呼ばれた天使は、
天使の笑みさながらのスマイルをその綺麗な顔に讃え、
僕は仕事があるから先に行くよぉ。
と、おちゃらけっぷり満載に変な言葉遣いで誤魔化して、この場を去ろうとした。