SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
「…社内では俺が藤堂社長の息子だってコトは内緒にして欲しい…みんな…戸惑うし…業務に差し障る」
「わかりました…」
「でも、噂が蔓延しているなら…社内に知れ渡るのも時間の問題だな…俺も…親会社に戻った方がいいかもな」
「…克己?」
「…俺は元々弁護士だし…親父の仕事にはずっとノータッチだった。でも…親父は会社が少し傾きかけてるのを悩んで…俺を後釜に据えようと就職させた。俺も…弁護士の仕事に…行き詰ってたし…愛人の子供としての立場から…会社を乗っ取るのもいいかしれないと思った。業務の流れと会社の概要を知る上で身分を隠して…子会社に専務として就任した」
「…政略的な見合いするとか…」
「はぁ?そこまで噂になってんのか!!?」
「…まぁ…はい」
「…断ってもいいけど…一応…見合いの席には顔を出してくれと親父に言われた…」
「わかりました…」
「でも、噂が蔓延しているなら…社内に知れ渡るのも時間の問題だな…俺も…親会社に戻った方がいいかもな」
「…克己?」
「…俺は元々弁護士だし…親父の仕事にはずっとノータッチだった。でも…親父は会社が少し傾きかけてるのを悩んで…俺を後釜に据えようと就職させた。俺も…弁護士の仕事に…行き詰ってたし…愛人の子供としての立場から…会社を乗っ取るのもいいかしれないと思った。業務の流れと会社の概要を知る上で身分を隠して…子会社に専務として就任した」
「…政略的な見合いするとか…」
「はぁ?そこまで噂になってんのか!!?」
「…まぁ…はい」
「…断ってもいいけど…一応…見合いの席には顔を出してくれと親父に言われた…」