SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
俺と蘭莉は二人を連れて最寄りの駅まで歩く。
子供が居ると歩調まで遅くなるんだ…
「だっこ」
「え、あ…」
蘭莉と手を繋いで…さっきまで元気よく歩いていた奈有ちゃんの足を止めて…抱っこをせがむ。
片手に荷物を持つ蘭莉。
「俺が抱っこしてあげる…奈有ちゃん」
「抱っこよりも…奈有は肩車が好きなんだ…克己さん」
「え!?そうなのか…」
俺は恐る恐る奈有ちゃんを抱き上げて…肩車した。
「たかい、たかい…」
大はしゃぎの奈有ちゃん。
俺の顔まで自然と綻んだ。
子供が居ると歩調まで遅くなるんだ…
「だっこ」
「え、あ…」
蘭莉と手を繋いで…さっきまで元気よく歩いていた奈有ちゃんの足を止めて…抱っこをせがむ。
片手に荷物を持つ蘭莉。
「俺が抱っこしてあげる…奈有ちゃん」
「抱っこよりも…奈有は肩車が好きなんだ…克己さん」
「え!?そうなのか…」
俺は恐る恐る奈有ちゃんを抱き上げて…肩車した。
「たかい、たかい…」
大はしゃぎの奈有ちゃん。
俺の顔まで自然と綻んだ。