黒(クロ)
「は?何ゆってんの?」



よし、説明しよう。今のは那智。

口調は怒ったり機嫌悪くなると悪くなる。

綺麗な顔の人が怒ると怖いよね。迫力ある。



『なにって…なんだろ?報告?』


「いや、那智が聞いてるのはそうじゃないと思うぞ?なんでそういう経緯になったかを聞いてんじゃないのか?」



…え?なんだっけ?敵に狙われてるんだっけ?え?なんでだっけ?



『…思い出せない。まぁ王道で行くと敵に見られて狙われてるとかじゃないかな?那智はなんで不機嫌なの?』


「だってやだ。縁は俺たちのなのに。なんであんな弱い奴らに縁を預けなきゃいけないの?てか、縁ならそこらへんの族なら自分の身守れる…」



あぁ、なんだ不機嫌なのは拗ねてんのか。

ヤキモチ?あー…かわいいな。



『まぁ私学校であったからね。変装はしてないけどバレたらバレたでめんどくさい。それに正統派だからとかじゃなくて、体裁のためってゆってきたから。面白いじゃん?』


「でもさ…」


「…那智…大丈夫。縁の居場所はここ。縁は離れたりしない。」



あ、山野がしゃべった。いつもはのろのろしてるから話に入ろうとした時は終わってることが多い。

うん。聞いてたんだね。



『てか、そんなこと?大丈夫だよ。姫になるのは条件付き。一人の時間も必ず作ることが絶対条件。それがのめないならいくらゆわれても入らないよ』



そう。優先すべきは黒だ。

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