守ってくれますか?
・・・・・やだな。

私、何落ち込んでんの?
そんなの当たり前じゃん。


ホント、やだな。


私らしくない。
全然、私らしくないじゃん。


諦めればいいんだよ。

簡単でしょ?

諦めて、隅っこに控えてればいいんだよ。

簡単だよ。


嘘をつくのも、演技をするのも、得意でしょ?


うん。簡単だ。

落ち込む必要なんて無い。
諦めればいいんだ。



「早くナオ様とお話したいんだけど、邪魔なのよねぇ。」


アンリ様の声にハッとする。

邪魔?

「誰がですか?」


アンリ様が笑顔を見せた。
瞳は笑っていない、怖い笑顔を。


「ヒカリ、あなたに決まってるじゃない。」



―――――私?



「なんでっ・・・・」

「あら、分からない?あなた、ナオ様の近くにいて媚売ってるじゃない。バレバレよ。
邪魔なのよ。鬱陶しい。

ナオ様だって、そう思っているわよ?」


ドクンッ・・・・・・・

心臓が、不穏な音をたてた。



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