守ってくれますか?
「欲しく、ないですか?私のこと・・・。貴方のものに、したくないんですか?」
・・・今、ステージの上で、胸の大きい女が、アピールとやらをしている。
女は肩を服から出し、太ももをちらちら露出させている。
ステージ下、つまりこちら側からは男たちがそれを値踏みするように見ている。
そして、時々金額を叫んでいる。
なるほど。
競りみたいなモンなのか。
「80億。」
そう、誰かが叫ぶと、その場は静まり返った。
・・・・・そして、その女は80億で売られた。
ま、妥当な金額だったんじゃねえか?
俺は冷静に考える。
「・・・ふっ。」
思わず薄笑いがこぼれた。
何、俺、冷静に観察してんだよ。
もしかして俺って、影の商売とか、けっこういけんのか?
・・・王子として、どうなんだソレって。
そうこうしている内に、次の奴が出てきた。
周りの人らが、息を呑んだのがわかった。
なんだ?
俺はステージの上に視線を向ける。
そして、目を見張った。
・・・今、ステージの上で、胸の大きい女が、アピールとやらをしている。
女は肩を服から出し、太ももをちらちら露出させている。
ステージ下、つまりこちら側からは男たちがそれを値踏みするように見ている。
そして、時々金額を叫んでいる。
なるほど。
競りみたいなモンなのか。
「80億。」
そう、誰かが叫ぶと、その場は静まり返った。
・・・・・そして、その女は80億で売られた。
ま、妥当な金額だったんじゃねえか?
俺は冷静に考える。
「・・・ふっ。」
思わず薄笑いがこぼれた。
何、俺、冷静に観察してんだよ。
もしかして俺って、影の商売とか、けっこういけんのか?
・・・王子として、どうなんだソレって。
そうこうしている内に、次の奴が出てきた。
周りの人らが、息を呑んだのがわかった。
なんだ?
俺はステージの上に視線を向ける。
そして、目を見張った。