僕と彼女の秘密の物語。
…誰ひとりとして、男の好意は受け入れない、鋼の女…。
だけどこうやって、僕の前では卑猥な姿をさらけ出す。
人に見られるのが好きなのか、
見られることでしか興奮しないのか…
それとも、セックスではなくオナニーでないと感じないのか…
まぁ、性癖は人それぞれだ。
なにがノーマルで、どこからがアブノーマルかなんて、線引きする方が可笑しな話だ。
“セックスは、愛し合う男女が愛を確かめ合う行為”だなんて、今時中学生だって信じていない。
そんな表現自体が、教科書に載れば問題になる時代なのだから。
確かに彼女は、普通ではないかもしれない。
けれど、それを可笑しいと思わないのは、
僕の中に、多少なりとも彼女へ対しての引け目があるからなのかもしれない。