不良系幼なじみとの甘い恋愛事情
「ねぇ……もう授業始まってるんだけど」
ずっと使われていないせいか教室の中はすごく埃っぽい。
それに昼間だというのにかなり薄暗い。
「……愛翔?」
前を向いたままの愛翔の背中を見て胸が締め付けられる。
今、なにを考えてるの?
「教室に行……っ」
突然振り返った愛翔の真剣な顔が目の前まで迫って来て……。
「んっ……」
一瞬で唇を奪われた。
頭が真っ白になって思わず目を見開く。
両手は愛翔の手によって取り押さえられて、背中には教室の扉。
「んんっ……っ」
甘い香りが鼻先をかすめた途端、真っ白だった頭がキスをされてると認識した。